かだれ!下北集会プロジェクト

きっかけ

5年間のまちづくり活動を評価されて「あおもり活性化大賞」を受賞した際、審査員から「むつ市の活動だけでなく、下北地域の連携した活動にも尽力して下さい」との寸評をいただいた。私たちは以前から、「討論バトル:下北半島の将来を考える=他人衆からもお知恵拝借=」や市町村合併の「まちづくり公開討論会」などで、むつ・下北地域の地域活動家と連携が進んでいた状況もあった

「かだれ!下北集会」の企画

ちょうどその頃、この地域の振興を目的に「資源エネルギー庁」の予算で私たちの活動を支援したいとのお話があった。ひも付き活動資金はお断りしたのだが「スポンサーの名前は出さない」との事だったので“下北のまちづくり”をタウンミーティング形式で自由に語り合う「かだれ!下北衆会」を企画して行った。以前に連携してもらった地域活動家の人たちに各地域の世話人になってもらい、地域の参加者の掘り起こしや準備を具体的に進めていった。初回のむつ市に始まり、大間町・東通村・川内町・横浜町・大畑町・風間浦村などを議論して回った。大型チラシやテレビ放映などもスポンサーのお陰で実現できて、より分かりやすい広報ができたようだ。

旬のプロジェクト

「かだれ!下北衆会」の各場所の議論の中で、下北の宝に豊かな海や山の幸、自然景観、伝統芸能、希少価値の高い動植物などを確認。それが四季折々に変化する「旬」がある事を意識しました。下北の宝(「旬」など)を自ら学び、味わい、人にも自慢する事を実践・行動する「旬のプロジェクト」を組織しました。がんばる人材なども「旬の人」と言うことで積極的に前面に出てもらう事にしました。体験型の旅行のルートづくりなどを考案して、季節により下北に来てもらい楽しんでもらえるような「旬のカレンダー」を作成しました。残念ながら、観光協議会などとの連携がネガティブな問題から頓挫して資金不足と世話人の忙しさの感は歪めないのだが。